From:トヨナガアキヒロ
午前中のオープン前や、午後の休憩時間は、お店を経営する上で「何も生み出していない」時間ですよね。
「アイドルタイム」と呼ばれる時間を有効利用することを考えたことはありますか?
集客という観点ではもちろん、別の収入を得る方法としても、この空き時間を活用しようと考えることは、とても重要になります。
今回は、アイドルタイムを有効活用し、無料で集客に繋げる方法をご紹介します。
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アイドルタイムを活用しよう
アイドルタイムを有効活用している例を1つご紹介しましょう。
市が企画する、とあるカルチャー講座に申し込もうと思った際のこと。
ふと開催場所を見ると、僕もよく知っているお蕎麦屋さんが会場でした。
そこで、申し込む前にお蕎麦屋さんの店主さんに「そういえば、あの講座ここでやるんですよね?」と聞いたところ「ええ、無料で場所を解放するんですよ」との回答が。
「ええ!無料なんですか!?」と僕は驚きましたが、理由を聞くと「よくできた仕組みだなー」と感心してしまいました。
どんな仕組みか、少し考えてみてください。
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その仕組みとは、「参加者みんながお蕎麦を食べて帰ることが利用の条件」ということでした。
なるほど!これはうまい集客方法だ!と思いませんでしたか?
お店の空き時間を有効活用するべき
お店の空き時間を利用して、全く別のセミナーや講座に場所を提供してあげる。
利用料は無料だけど、食事代を参加料としていただくことで、この日の売り上げは見込みが立つわけです。
と、そこの売り上げだけを計算したら、それは有効活用とまで行きません。
この仕組みの本当に素晴らしい部分は、2つの集客を一気にやってしまっているということです。
1つは、講座に参加した人に、強制的に蕎麦を食べてもらうということ。
この講座に参加する人は、蕎麦に興味があるわけではなく、講座に興味のある人です。
お店に足を運んだことの無い人も多く存在するでしょう。
そんな人に、自店のサービスを体験してもらうことで、新規の集客が完了しているのです。
ここで、リストをとって、キャンペーンで再来店に促せれば、何人かはリピーターとなる可能性があります。
つまり、無料でスペースを解放することで、自然と集客ができてしまっているのです。
もう1つが、オープン時の客入りを満席にできるということです。
事前に講座が行われていたことは、外からお店の様子を見る人にとっては関係ありません。
外から見る人にとっては、「めちゃくちゃ繁盛しているお店」という見え方しかありません。
そしてそのような様子を見ると「ここ、美味しいのかな?」と興味を惹くことができます。
お店にとって、このようなメリットがあるので、お店が閉まっている時間をオープンせずに有効活用することで、自然と集客ができるようになるわけです。
まとめ
この方法は、お金や時間をかけずに集客できる方法として、とても有効な方法であると言えるでしょう。
営業時間外で、第三者がお店の宣伝・集客をしてくれる上に、お店に興味を持った人ではない人も連れてきてくれるので、普通に広告をするより違った層にアプローチすることが可能です。
この方法はあくまで一例です。
あなたのお店に合った、アイドルタイムや開店前の時間を有効活用する方法、常に考え続けることが大切なのです。
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