「年収1,000万円を超えたい!」
「月商で100万円を突破したい!」
店舗の経営者に、目標の年収や売り上げを聞くと、返ってくる回答のNo.1、2です。
で、このように回答している経営者さんが実際にどのくらいの売り上げかというと、私の感覚では月商は大体半分くらい、年収では300万〜400万円の間くらいという印象です。
なぜ、目標を達成できない経営者が多いのか、その原因は「目標」をもっと現実的な部分まで落とし込んでいないから…ということになります。
あなたが目標の金額を達成するためには、「あなたの時給」を明確に算出することをおすすめします。
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あなたの時給、いくら?
年収1,000万円を超えたい人も、月商で100万円を突破したい人に共通しているのが、「目標の細分化が足りない」ということです。
当たり前の話ですが、月商とは30日間のトータルの数字、年収は365日の数字です。
つまり、1日1日を積み上げた結果が、月商であり、年収な訳です。
もっというと、1日というのは、1時間、1分、1秒の積み重ね。
つまり、いま、この瞬間も、「あなたの行動はいくらを生み出しているのか」を意識することがとても大切です。
さすがに、秒給や分給まで落とし込むと、それ以外の仕事ができなくなってしまうので、最低でもあなたの時給はしっかりと導き出すようにしましょう。
時給の出し方
では、どのように時給を出したら良いのか…というと、例えば、年収1000万円を稼ぎたい場合。
まずは、理想の労働時間を考えてみましょう。
1日8時間労働、週休2日で考えると、大体月間で20日間の労働となります。
8時間×20日間=160時間
これが、あなたが月に働く労働時間です。
導き出すのは年収なので、ここに12ヶ月を掛けます。
160時間×12ヶ月=1920時間
あとは、目標の1000万円を労働時間で割りましょう。
1000万円÷1920時間=5208.33333・・・・
という数字になりました。
つまり、年収1000万円を稼ぎたいならば、時給は約5000円ということになります。
あなたは毎時間、5000円の価値を生み出していますか?
時給を出すと商品の価格も決まる
実は時給を出すのは、商品の価格を設定するためにも重要です。
例えば、飲食店の場合。
現在のランチメニューが1000円だったとします。
原価を3割と仮定した場合、粗利は700円。
1時間で5000円以上を稼ぎ出すためには、7組〜8組の集客が必要です。
安易な安売りはとても危険です。
時給を確保するためには、売り上げの目標だけではなく、年収を確保するために、純利をしっかりと掲載した上で、価格設定をするようにしましょう。
将来的に売り上げを生み出す仕事でもOK
時給を生み出す仕事をするべきだとお伝えしましたが、経営者の仕事というのは全てが「今売り上げにつながる」仕事ではありませんよね。
例えば、新しい技術を取得したり、新しいサービスを考えたり、お客さんにインタビューしたりすることは、その時点ではお金を生み出しません。
だけど、本当に必要な作業であり、将来的にお金を生み出してくれる可能性がある作業です。
つまり、将来的にお金を生み出すために、時間を投資しているということです。
大切なのは、あなたが無駄に過ごしている時間というのは、お金を稼ぐ機会損失をしているという意識を持つことと、時間は失ったら戻ってこないということを認識することです。
この意識を変えるだけでも、相当生産性を高くすることができると思いますよ。
あなたは、今、時給を生み出す仕事をしていますか?
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