「何事も始めるのは難しい。さらに続けるのはもっと難しい。でも、一番難しいのは辞めること。」
こんなニュアンスのことを、私がよく聞いているPodcast番組、墓場のラジオで話していました。
これって、店舗運営に関しても一緒だなと思って。
辞めるという決断をすることって、なかなか難しいものなのです。
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あなたは何をやめますか?
私は、店舗集客のコンサルティングを行っているので、飲食店からの依頼も多々あるわけですが、その際に一番最初に取り組むことがあります。
それは「メニューを絞る」ということです。
なぜならば、それが一番売上アップ、利益アップにつながるからです。
ある居酒屋では、ラーメンややきそばなどのフードメニューをものすごく充実させていたのですが、このお店のメインは焼き鳥。
そこで店長さんに「ラーメンとか焼きそばって、どれくらいの人が頼みますか?」と聞いたところ「常連さんが頼むだけ」という回答でした。
たった一人の、しかもいつ来るかわからない常連さんのために、毎日ラーメンや焼きそばの材料を用意しておく。
これほど無駄なことはありませんよね。
その他にも、全然頼む人がいないメニューを廃止し、メニューをググッとしぼりました。
結果、食材のロスは減り、仕入れの手間も減り、オペレーションも簡単になり、利益率もアップと良いことずくめでした。
しかし、実際にこのお店がメニューを絞ることに最初から賛成だったかというと、けっしてそんなことはありませんでした。
むしろ「その結果、お客さんが減るのが怖い」と及び腰。
外野から見れば「辞めた方がいいじゃん」と思うことも、当事者にとってはそんな簡単なことじゃないんです。
お客さんがいなくなったらどうしよう、クレームが来たらどうしようと、一度スタートして少しでも成果が出たものを辞めるというのは、なかなか難しいもの。
私も、月に10万円のビジネスを手放して、コンサルティングに注力できるようにしましたが、その決断をするまでに半年くらいかかりました。
でも、月に10万円のビジネスを手放したおかげで時間ができ、コンサルティングに関わる時間を確保することができるようになりました。
なにかを得るためには、なにかを手放さなければなりません。
でも、手放す決断ってすごく難しい。
あなたも、手放したら成功に近づくものがなにか、向き合ってみてください。
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