「ホームページを作ったけれども効果が出ない…」
このような悩みを抱えている店舗経営者さんはとても多いです。
実際、私もWebからの問い合わせを増やしたいという相談をたくさんいただきます。
なぜ、ホームページを作ったけれども効果が出ないのか。
それは、「ホームページ制作業者は効果の出るホームページの作り方を知らない」ということです。
制作業者なので、キレイなデザインのホームページを作ることは可能です。
でも、効果の出るホームページには、キャッチコピーからセールスライティング、導線まで構築する事が必要です。
さらに言えば、ホームページの場合は数値が検証できるので、作って終わりではなく、作ってからがスタートなのです。
その中でも、効果的に運用するために必要なものが、「オウンドメディア」を作る事です。
今回は、オウンドメディアを作る方法をご紹介します。
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オウンドメディアとは?
オウンドメディアを一言で表すならば、「コンテンツの倉庫」です。
一般的なホームページのイメージは、コーポレートサイトといわれるもので、会社概要が会社の沿革などが書かれているものです。
企業がホームページを作るときは、このようなサイトを真似するのですが、これらのホームページは投資家向けに作られているサイトとなります。
なので、小さなお店や上場していない企業がコーポレートサイトを持っても、そこから売上をアップさせることはほぼ皆無だと思ってください。
一方オウンドメディアは、あなたのお店の「知識が詰まったもの」となります。
例えば…
- 自宅でできる肩こり解消法!
- 1日5分でできる腰痛改善ストレッチ
など、見ている人にとって「役立つ情報」を発信する場となります。
そして、その発信した情報を、オウンドメディアに貯蔵しておくことで、お困りごとを抱えたユーザーがたどり着いてくれ、そこから信頼関係を築くきっかけとなる…というのが、オウンドメディアの役割となります。
オウンドメディアは「ためになる情報を発信し続ける」
オウンドメディアをしっかりと運用したいのであれば、正しい情報をしっかりと発信し続けるというのがとても大切になります。
正しい情報とは、「あなたがお店で提供しているサービスを言語化する」ということです。
もっと言えば、現在同じ情報を発信している競合の内容を網羅した上で、あなたなりの情報を付け加えてサービスを発信する事が大切です。
読者が「知りたい!」と思っている情報に答えつつ、「こんな情報を知っておくと役立つよ」という、一歩踏み込んだ情報を提供する、そしてその情報をたくさん置いておく場所が「オウンドメディア」の在り方なのです。
オウンドメディアを作る5つのポイント
オウンドメディアを作る際に押さえておきたい5つのポイントをご紹介しましょう。
「あなたが知っている情報を発信する事」がオウンドメディアの在り方だと紹介しましたが、1つ気をつけて欲しいのが「見られるように作る」という事です。
あなたがどんなに優れた技術を持っていて、100%痛みを改善できる治療院を経営していたとしても、一人も患者さんが来てくれなければ宝のもちぐされですよね。
情報を同じで、困っている人に正しく届かなければ、それは無意味なものとなってしまいます。
5つのポイントは、正しい情報を求めている人に届けるためのポイントとなっています。
1.キーワードを意識する
まず、どんなキーワードで記事を書くのか決めましょう。
意識するのは「1記事1キーワード」です。
例えば、「肩こり」というキーワードで記事を書くとします。
しかし、「肩こり」というキーワードに対して、「肩こり 解消」で調べる人もいれば「肩こり 原因」で調べる人もいるでしょう。
肩こりを解消したい人と、肩こりの原因を知りたい人では、求める回答が違いますよね。
多くの場合、肩こりという悩みを抱えている人に対し、1記事で全てを答えようとしてしまいますが、それだとユーザーは混乱してしまいます。
なので、「肩こり 解消」と「肩こり 原因」では、それぞれ別の記事で作る必要があります。
もっと言えば「肩こり 解消 ストレッチ」と「肩こり 解消 マッサージ」でもまた違う記事が書けるので、記事を書こうと思えば無限に書けます。
が、検索ボリュームが少ないキーワードで記事を書くことは、そもそも人通りの少ない場所にお店の看板を掲げるのと同じことで、集客が難しいのでやめましょう。
月間の検索ボリュームはhttp://aramakijake.jpを使うと良いでしょう。
2.ペルソナを設定する
キーワードが決まったら、記事執筆の前に「ペルソナ」を設定しましょう。
関連記事:ペルソナとはあなたが大好きな人のこと
ペルソナが、なぜそのキーワードで検索したのか、どういう生活スタイルで症状が出ているのかを考えて、その人に直接話すように文字に起こしましょう。
3.正しい情報を伝える
あなたが持っている知識を、余すことなく伝えることもとても大切です。
出し惜しみすると、それだけでユーザーは離れてしまいます。
ペルソナがあなたのお店を訪ねてきたら、どんなことを伝え、どんな施術をするのか。
それを考えてしっかりと伝えるようにしましょう。
4.ためになる情報を発信し続ける
オウンドメディアは、1回発信して終わりではありません。
発信し続ける事が重要になります。
反響があろうがなかろうが、とにかく発信し続けましょう。
一度スタートしたらなかなか辞められない。
それがオウンドメディアをスタートする宿命です。
5.最低3ヶ月は続ける
1度オウンドメディアをスタートしたら、最低3ヶ月は続けましょう。
というのも、googleの検索が最適化されるまでに、平均して3ヶ月はかかると言われています。
3ヶ月経ったくらいから、検索順位が安定してくるので、そこで初めて検証する事が望ましいです。
つまり、3ヶ月間はひたすら記事を書き続けるようにしましょう。
まとめ
オウンドメディアは、うまく運用すれば広告費をかけずに、安定して効果的な集客を行う事ができるようになる、最強のツールです。
ただし、安定するまでは時間がかかるし、ひたすらPDCAを回す必要があります。
オウンドメディアを一人で運用しようとすると、かなり大変だと思います。
それくらい、新規集客は大変なものだと理解しましょう。
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