「マーケティング」とは一体何なのか?あなたは考えたことがあるだろうか?
私は「マーケティングとは必要としている人にしっかりと届けること」だと考える。
マーケティングをしっかりと行おうと思ったら、必ず利用しなければならないものがある。
それがメディアである。
マーケティングにおいて、メディアを利用することは必要不可欠だ。
しかし、メディアを利用することにおいて、「利用して満足」してしまっている人が多いことも事実だ。
我々は、メディアが無ければその先にいるだろう、エンドユーザーへ情報を届けることができない。
だからこそ、メディアを有効活用しなければならないのだ。
今回は、メディアに対する接し方を考えてみよう。
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そもそもホームページも新聞も全てがメディア
販売やセールスを行う時に絶対に欠かせないツール、それがメディアである。
しかし、メディアというと、テレビやラジオなどマス媒体を思い浮かべる人が圧倒的に多い。
新聞や雑誌、フリーペーパー、折込チラシなどのオフラインメディア。
ホームページやSNS、ポータルサイトなどのオンラインメディア。
これら、全てを「メディア」として一括りにしているのだ。
メディアとは一体なにか
まず考えて欲しいのが、メディアとはそもそも何のために使うものなのか、ということだ。
セールスやマーケティングに携わっている人にとって、メディアは見込み客の獲得や営業活動に活用するものであると言える。
大手企業などにとって、企業イメージをアップさせたり、製品を紹介するための手段だと考えているだろう。
どちらにせよ、自社の売上アップのためにメディアを使うという認識であることは間違いないだろう。
しかし、「なぜそのメディアを使うのか」という質問に、明確に答えられる人は、どの程度いるのだろうか。
例えば、文字を書きたい時。あなたは数ある文房具の中から何をチョイスするのか考えてみてほしい。
鉛筆?ボールペン?シャープペン?
どんな書類に記入するのか、何を書くのかによって、選ぶペンは変わってくるだろう。
しかしまさか、文字を書きたいのに、ハサミを手に取る人はいないだろう。もしそんな人がいたら、すぐに病院へ行くべきだ。
考えたら当たり前のこのような話も、メディアに置き換えると途端にわからなくてなってしまう人がとても多い。
物には正しい使い方や使うシーンが決まっているように、メディアにも正しい使い方があるということを、改めて認識してもらいたい。
大切なのは「目的の明確化」
メディアを上手に使えている企業とそうでない企業、この差はハッキリしている。
これは、「目的はなんなのか」ということを明確にできているか、できていないかの違いだ。
文字を書くという目的の人は、とりあえずその辺にあるペンを選ぶ。
一方で、履歴書を記入するという明確な目的の人は、必ずボールペンを選ぶだろう。
どちらの方が目的がより明確になっているのかと言えば、断然後者であることをわかってもらえるだろう。
しかし、メディアを利用する人は圧倒的に前者が多い。
メディアを利用する目的が「集客」のためなのか。それとも「売上アップ」のためなのか。
なんとなく、効果が出そうとか、とりあえず集客に困っているから何かしなきゃとか、なんとなくメディアを利用している人がとても多い。
だからこそ、文字を書くという目的に対して、ハサミや定規を選んでしまっている人が多いのだ。
もっと言えば、文字を書くという目的もないのに、大量にボールペンを購入している人も見受けられる。
あなたはバカにするかもしれないが、私からみればメディアを利用している人の8割がこんな状態なのである。
「Facebook広告がいいと聞いた」
「SNSマーケティングが効果的らしい」
「ホームページを持っていた方がいい」
どれも正解であり、どれも間違いなのだ。
本当の正解は、「あなたがメディアを使う理由」を明確にし、それを実現するためにチョイスしたメディアが正解なのだ。
これは、中小企業はもちろん、大手の企業ですらできていないというのが現状だ。
与えられた予算を使うことが目的となっている企業もあるので、そういう意味では使い方は正解なのかもしれないが…。
一方、中小企業や個人店の場合、ほとんどが「営業が来たから」とか「効果があると聞いたから」という理由でメディアを利用している。
本来、メディアを利用する場合はしっかりとした目的があってしかるべき。
このことを理解して、現在のメディア戦略を見直してほしいところである。
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