From:トヨナガアキヒロ
富士のスタバより…
飲食店の経営者が売り上げを伸ばすとき、方法としては3つ考えられる。
- お客を増やす
- 単価を上げる
- 回転率を上げる
1については言わずもがな、とにかく「新規!新規!」と躍起になっている経営者は多い(これは飲食店だけではないが…)。これが間違いだということは以前のブログでご紹介した通り。
関連記事:顧客リストは重要。飲食店でも顧客リストが必要な5つの理由
2については、単価を上げるだけではなく、メニューや調理方法、さらには原材料も見直さなければならない。
3に関しても、サービス全体を見直す必要があるので、現実的ではないだろう。
一番簡単なのは、リピート率を改善することなのだが、これを行おうという飲食店はほとんど見かけない。
理由としては、顧客リストを集められない。顧客リストを精査することができないというものがほとんどだ。
関連記事:イタリアンレストランの顧客リスト 5つの集め方をご紹介
顧客リストを有効活用できない人は、すぐにでも顧客リストを使う方法を学ぶべきだが、実は誰でも簡単に、プラスアルファの売り上げを作る方法がある。
今回は、その方法を伝授しよう。
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飲食店経営でプラスアルファの売り上げを作る1つのアイデア
今すぐ、日々の売り上げを伸ばしたいのならば、方法は簡単だ。
それは、「レジの周りで物販を行う」というものだ。
物販と言っても、ファミレスのように、お菓子やおもちゃではない。
そういう類のものを販売すると、お店の雰囲気を壊してしまう。
ではどういったものを売ったら良いのか。
それは、「お客がこの後なにをしたいか」を想像するといい。
有名な事例をご紹介
有名な成功事例をご紹介しよう。
アメリカのウォルマートで、実際にデータを計測したところ、紙オムツの売り場の近くに「ある物」を置いたところ、紙オムツとある物、両方の売り上げが伸びたそうだ。
この「ある物」とは一体何か?少し考えてみてほしい。
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答えは「ビール」だ。
なぜビールなのか。
ウォールマートで紙オムツを購入する人の多くが、仕事帰りのサラリーマンだったことで、ウォールマートはこのような仮説を立てた。
「妻から仕事帰りに神オムツを購入するように連絡があった夫は、ビールが目に入ったら購入するのではないか?」
実際試したところ、この仮説は大正解。
そして、このような夫たちは、次からもオムツの買い物はウォールマートに訪れるようになったのだ。
ここで重要なのは、オムツとビールを組み合わせた…ことではない。
顧客の行動と、心理を調べて、それをその場に提供することで、比較的簡単に売り上げを伸ばすことができるのだ。
つまり、顧客を「想像」して、「創造」したのだ。
あなたのお店のお客は、どのような客が多いだろうか?
独身?既婚者?
男性?女性?
お店の帰りにはなにをするつもり?
徹底した想像とリサーチで、お客が望むものをあなたのお店で購入できるようにすれば、多少単価が高くても、手間が省けるならば顧客は購入するだろう。
飲食店経営はお客の心理を考えることがとても大切
このように、あなたが頭で考えたり、予想するだけでは、お客の行動を100%理解するのは難しい。
飲食店の場合、どうしても「美味しい料理を提供すること」を使命としている人が多い。
そこに、お客の姿はない。
本当に素晴らしい飲食店とは、「お客が望むタイミングで望んでいる料理を提供すること」である。
まずは、お客の目線で考えてみる。
これを癖づけることを心がけよう。
それだけで、売り上げが数%アップすることは、間違いない。
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